マレーくんの体験記

マラヤ大学(マレーシア)に通う日本の交換留学生たちの共同ブログ!☆毎週水曜、土曜に更新予定☆

寮のお話し

 こんにちは。マレーくんの共同体験記に参加させてもらっています、大学3年生のMです。早いことに、マレーシアに来てからもう約1ヶ月が経とうとしています。これまでの事を少しお話しできたらと思います。

 

 まずは寮について!寮はブロックAからDの4つの棟があって、Aだけが少し新しく綺麗とのこと。しかし、寮は早い者勝ちです。早くついた人からAに入れるので、私は2日目のピックアップサービスを利用した、その一日の遅れですでに埋まってしまいDの棟になりました。部屋は二人部屋で、設備としては簡易ベッド、机とイス、ロッカー、大型ファンのみ。常夏のマラーシアで暮らすのに、クーラーがない!?シャワーはとトイレは1つの階毎に5つ(30〜40人で利用)、しかしお湯が出るのは5つのうち1つなので、争奪戦です(笑)共同キッチンには冷蔵庫があるのですが、1つの棟(100人ほど)に2つなのでもう入りきりません。ほとんど無いに等しいと考えても良い程です。。。そんな寮は、セメスター分の費用を一気に払います。5ヶ月+オリエンテーションの分でRM2175、日本円で57.000円くらいです。日本と比べれば驚くほど安いですが、このクオリティで…と考えてしまうこともしばしば(笑)この寮に2週間ほどで、部屋のコンセントに電気が流れなくなったり、Wi-Fiが繋がらなくなったり、1日半くらい断水したり、さまざまなことが起こりました。最初は本当に戸惑ったり焦ったりしたことも、今では一つ一つに驚いていてはいられない、こういうことも留学の一つの試練だと思い乗り越えていったら、いつのまにか適応できているのです。私は最初、正直耐えられるのかすごい不安でした。寮を出てすぐに自分たちで部屋を探した人達も何人か聞きました。私も半年後には違うところに住んでみてもいいなと思い少しずつ部屋を見てはいますが、今は寮での生活もだいぶ慣れ、楽しんでいます☺️!

 

 寮のトラブルの面が強く見られる感じもしますが、いいところももちろんたくさんあります!学校までは無料のスクールバスが出ていて、もちろん便は多くはないですが、計画して出れば授業に遅れることはありません。寮内のレストランが本当に安くて美味しくて種類が豊富!!みんな大好きです。売店が二つと、コピー機、SIM(digi)のお店、スポーツ(バドミントン、バレー、バスケットボール)のコートが充実、あとはなんといっても留学生同士の交流が多いこと。寮に住んでいなかったら絶対出会っていなかっただろうと思うようなステキな出会いが沢山ありました。スポーツは言葉が通じなくでも繋がることができます。こっちに来てから中国のお友達に誘われてバドミントンを始めたのですが、最近ではハマってしまい、学校終わりでも、留学生達と外に出て汗を流しています!物価が安いので、何を始めるに当たっても道具を揃えるのが簡単!夜は涼しくて気持ちいです☺️

 部屋が質素で監獄のようだ、、、と悲しくなるのなら、監獄じゃなくすればいい!!なんでも前向きに生きていきたいですよね。 そこで私がお世話になったのが、Mr.D.I.Yというお店です。いろんなショッピングモールに入っていて、シーツや壁紙、フックあらゆるものが揃います!自分でいくらでも住みやすいお部屋に変身させて、可愛くすればウキウキですよ!

 

 最近ではマレーシアもヘイズがとてもひどく、学校の授業も休講になることが多いです。今月は祝日も多く、ヘイズも重なり、まだ授業を受けた実感をそこまで得ることができていないので、いつかまた授業についてもお話しできればと思います☺️!

オリエンテーションとUM Buddies

 こんにちは。二回目の投稿は先週行われたマラヤ大学オリエンテーションとUM Buddiesについてです。

 マラヤ大学は毎年たくさんの留学生を受け入れています。中でも今年度(2019年度)は例年よりも多く、500人以上の留学生を迎えてくれたそうです!留学生の内訳は中国の大学から来ている学生が圧倒的に多く、次に日本です。ほかにもアジア圏から韓国、台湾、インドネシア、タイからも来ています。西からはドイツの学生が一定数おり、フランス、スロバキアなどからも!国籍は本当に多種多様です。

以下 Group16笑

f:id:Malayakun:20190907174902j:plain

 

 

 

 国籍の多様性に伴って多様なのはやはり英語のアクセント。最初はお互い聞き取るのに一苦労すると思いますが、だからこそマレーシアに留学にきた意味があります。

 

 ビジネス的な視点で着目した時に、将来は海外の人と電話やビデオ会議、あるいは直接会って話すとはいっても、相手が英語を第一言語として話すネイティブスピーカーであるとは限りません。むしろネイティブと仕事をする機会の方が稀になる(既になっている)のではないでしょうか。そこで社会に出る前からいろんなアクセントの英語に触れておくメリットは大きいと考えます。また語学・言語に関しては別の記事で詳しく触れていけたらと思います!

 

 さて、オリエンテーションを含めこれまでの大学関連で生活をサポートをしてくれたのはUM Buddies たち。彼ら/彼女らがグループごとにいわゆるバディとして付き添って、面倒を見てくれます。完全にボランティアらしいですが、なんといっても役割の幅広さに驚きました。

 日本で留学生の受け入れが盛んな大学では空港に交換留学生を迎えに言ったり、学生寮に迎えに行ってそのまま大学までの道案内、パスモや銀行口座の開設の手伝いなどをすると思います。

 しかしマラヤのバディたち・・・歌って踊らなければいけないんです笑(後述)

 初日は空港に着いた留学生たちをお出迎えしてくれました。バディたちの中には、マレー語に加えて中国語と英語が堪能なトリリンガルな学生も複数見かけました。

 日本であれば絶対に教職員がやるであろう仕事を学生(UMバディ)たちに任せている印象を受けました。オリエンテーション当日の司会進行、プレゼン、ハイクオリティな動画の作成をすべてバディたちでやってくれたのです。また、オリエンテーション後の懇親会?のような時間には、マレーシアの伝統的ダンスをバディたち全員が切れのあるパフォーマンスで披露してくれました笑 

 授業前なので私は3回ほどしか大学構内に行ってませんが、どういうわけか3回とも彼らのダンスをみていますね笑 日本の学生でもオリエンテーションで司会進行やプレゼンを英語で真面目にできても、その流れで歌ったり元気に踊りまくったりできるかというとなかなか難しい気がします笑

 

 オリエンテーション後もグループごと(1グループあたり10人強くらい)に一人のバディがついて、右も左もわからない私たちにとても丁寧に何でも教えてくれます。WhatsAppのグループでも様々な情報を流してくれて大変助かっています!

 

 マラヤの手続きは非常にアナログな部分も多く、履修登録は、取りたい科目を紙に書いて各学部のオフィスに提出して許可をもらいにいきます。それ以外にも現地加入の保険やビザ申請、メール登録など、あげればきりがないくらい手続きが多くどれもクセがあってスムーズにはいきません。一人で解決は難しいので、誰か聞かないと先に進まない。。。

ということで留学先、特にマレーシアをはじめとする東南アジアでは、適当なことや極めてわかりにくいシステム、判断解釈に困ることが場面が毎日のようにあります。だからこそ、素早い自己判断力だけではなく、人に頼る力が求められるのではないでしょうか。

 

 以下 アナログ式履修登録

f:id:Malayakun:20190907175035j:plain

 

 

 さて、履修気になりますよね。今年度(2019年度)は9/10授業開始です。みなさんマラヤ大学で何を学んでいるのでしょうか?何が学べるのでしょうか。日本人だけでも今年は40人ほど来ております。学んでいる内容もみんな違って面白そうです。ということで次回からはいよいよ大学の授業にも踏み込んでいけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己紹介☆ 

 みなさん、こんにちは。マラヤ大学(マレーシア)への交換留学生、共同ブログ管理者です。欧米諸国と比べて、長期留学先としてまだまだ人気が高いとはいえない東南アジア。そこでこのアカウントではマラヤ大学に通う日本人学生たちが、マレーシアならでな、東南アジアならでは体験できる現地の魅力を発信し、皆さんに少しでもASEANへの留学イメージをもって頂きたく思います。

 敢えて共同ブログという形にするこで、個別ブログではカバーできなかったバラエティに富んだ記事高い頻度で発信していくことが目標です!また、現地学生や留学生へのインタビュー、その他イベントの企画など、徐々に活動の幅を広げていく予定です!

 

f:id:Malayakun:20190825231314j:plain

f:id:Malayakun:20190825231137j:plain

Universiti Malaya