マレーくんの体験記

マラヤ大学(マレーシア)に通う日本の交換留学生たちの共同ブログ!☆毎週水曜、土曜に更新予定☆

僕の履修!〜国際開発協力専攻編〜

こんにちは!!マレーくんの体験記、初投稿します寄稿者の大学生Sです( ・∇・)今スーパーで買ってきたオレンジ🍊(かなり酸っぱい)を食べながら記事を書いています。

 

今回の記事では、国際開発協力を専攻している自分の履修内容について頑張って共有したいと思います。

 

では、まず自分の履修科目について紹介します。自分は現在、以下の5科目を履修しています!

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① Economic Development in Southeast Asia

② Labour Issues in Southeast Asia

③ Ethnicity, Identity, Political Minorities in Southeast Asia

④ Politics and Government in Southeast Asia

⑤ Politics in Developing Countries

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自分はFaculty of Arts and Social Science(人文科学部)の中でもDepartment of Southeast Asian Studies(東南アジア学科)の授業を中心に履修しているので、最後にSoutheast Asiaがつく授業が多くなりました(笑)。

以前K君が別の記事で紹介していたように、マラヤ大学の履修申請の仕方は随分アナログなのですが、それに加えてシラバスもかなり適当で、例えば① Economic Development in Southeast AsiaはInternational student向けのシラバスではSemester Ⅱ(2月から6月)に開講予定で危うく履修登録し忘れるところでした。マラヤ大学に留学して履修登録に苦労された際は、マラヤ大学の洗礼を受けたと半ば諦めながらキャンパス内をかけ回ってください!

 

 それでは以上の5科目を個別に紹介していきたいと思います!

① Economic Development in Southeast Asia

→この授業では、東南アジアの経済開発について、人間開発指数(Human Development Index)という指標をもとに探っていきます。また、国際開発協力の主要な理論も深く学ぶことが出来て非常に楽しいです!教科書が600ページなのが少し難点ですが、やりがいあります!海外の大学来たーー♪───O(≧∇≦)O────♪って感じを思う存分味わえます。東南アジア地域の開発に興味がある人にはオススメの授業です。

② Labour Issues in Southeast Asia

→この授業は①と少しリンクしていますが、その中でも東南アジアの労働問題に焦点を当てたものです。基本的な労働経済学の知識を学んだ後に、それを実際の東南アジアのコンテクストに当てはめ、理解を深めていきます。人の動きやその動機を探ることで、東南アジア経済をより深く理解することができ非常に面白いです。やっぱり、社会を動かしているのは人!!!ちなみに、このクラスの教科書は682ページです。

 

③ Ethnicity, Identity, Political Minorities in Southeast Asia

→N君と一緒に履修してます!N君が紹介したように、この授業は東南アジアのマイノリティについて学ぶ授業です。2017年から始まったロヒンギャ問題に関心があって履修しました。東南アジアには本当に多様な民族が存在するのですが、文化や宗教、身体的特徴を理由に迫害を受けた民族も少なくありません。東南アジアを理解する上でEthnicityやPolitical Minoritiesは避けて通れない道です。先生がエネルギッシュで凄い学び甲斐がある授業です。

 

④ Politics and Government in Southeast Asia

→この授業では、東南アジアの政治システムや現在の政治状況について理解を深めます。日本でこの分野については勉強してきたつもりでしたが、毎回新たな学びがあります。最近はマレーシアについて取り扱っていますが、州知事を住民が選べなかったり意外と民主的じゃないマレーシアの側面を知って驚いたりしてます。物静かな先生なのですが、リーディングの量が本当に鬼畜なので正直追いついていません(笑)これ書き終えたら取り掛かります(自戒)。

 

⑤ Politics in Developing Countries

→この授業では途上国の政治状況について学ぶのですが、何と言っても先生の喋るスピードが速く、特に耳をすまして集中しながら聞いてるので一番疲れる授業です。途上国政治を理解するためのアプローチや理論についても多く学ぶのですが、難易度高めで履修を取りやめる生徒が続出(笑)!最初は40人という大所帯の授業でしたが、最終的には20人ぐらいに収まりました。

 

ちなみに教科書ですが、図書館に行くと本を以下のように冊子みたいにコピーしてくれます!!!600ページ超えの本を自分でコピーするのは本当に大変なので、このサービスには本当に頭が上がりません!!!マラヤ大学の図書館最高🙌

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 簡単ですが、以上が僕が今セメスターで履修している授業とその簡単な紹介でした!興味のある授業は見つかったでしょうか???

 これからチュートリアル(次回の記事で共有します!)も本格的に始まり、勉強も大変になっていくと思いますが、せっかくマレーシア・マラヤ大学🇲🇾に来たので「よく遊び、よく学べ」をモットーに頑張りたいと思います!