マレーくんの体験記

マラヤ大学(マレーシア)に通う日本の交換留学生たちの共同ブログ!☆毎週水曜、土曜に更新予定☆

履修科目について☺

皆さん初めまして!マレー君の体験記に寄稿させていただくことになりました、大学3年生のTです。まず初めに軽く自己紹介をして、私の履修科目について書かせていただこうと思います。

 

 

 

 

 自己紹介

私は言語学主専攻で、主に応用言語学という分野を学んでいます。応用言語学の中でもさらに細かく分かれるのですが、最終的には教育言語学(英語教育)に特化した研究をしようと考えています。

そんな私がここマレーシアに来たのは「マレーシア人は母語が英語でないのにも関わらずどうして英語を流暢に使いこなすのか?」という素朴な疑問があったからです。

さらに、TESL(Teaching English as Second Language)というコースが存在していて、マレーシアの英語教育に直に触れることができるということから、マレーシアの中でもマラヤ大学を選びました!

 

そんな私が受講している科目は以下の3つです!

 

私の受講科目!

English Language Proficiency for TeachersⅠ

この授業はその名の通り、英語教員になるための基礎的な英語運用能力を身に着けるためのものになります。先生は翻訳も職業としているアメリカ人の先生です。レクチャーしてくださる内容や課題はWriting中心となっています。

そしてこの授業、なんと8時から始まります。寮から大学までのバスが7時半頃に寮の前に来るので、私は6時半に起きています。私は朝型なので思ったよりきつくありませんが、辛い人も多いはず、、、

 

授業時間構成は以下の通りです。

8:00-8:50 様々な英語記事を読む

9:00-9:50 TED Talk鑑賞&Discussion

10:00-10:50 先生からのレクチャー

 

Writing重視ではありますが、きちんとSpeakingの時間も設けられています!先生も優しく、クラスの雰囲気も良いので発言しやすい環境です。私のように英語が得意でない人でも抵抗なく参加できるはず!

個人的に誰にでもお勧めできる授業です。

 

Foundations for TESL Methodology

これぞ個人的目玉授業。TESLの基礎を学ぶ授業になります。

アクティブラーニングの形式をとっていて、先生の問いかけに対し、学生は手を挙げ自分の名前を叫び、考えを述べます。最初はローカルの学生の発言量が多く驚愕しました、、、

課題やテスト、プレゼンの量が多く、授業の進度が速いためついていけなくなることもしばしば。英語の得意でない私はかなり思い悩んでしまうこともあります。しかしこの授業ではTESLの基礎を学ぶことができるだけでなく、学生や先生の発言からマレーシアの英語教育ではどのようなことが重視されているのか、学生がどのような英語教育を受けてきたのかを垣間見ることができます。本当に有益な授業です。私のように英語教育に関心があるのであればかなりお勧めです。

 

Introduction to Gender Studies

全然教育じゃないじゃん!と思ったそこのあなた。そうなんです。Educationの授業でもう少し取りたいものがあったのですが、Educationで開講されているものは午前中が多く、上記2つの授業に被ってしまっていたので取ることができませんでした。そのため、何か違うものも学んでみよう、ということでこちらの受講を決めました。

授業は17名程度とかなり少人数で行われます。この授業にはTutorialの時間が設けられているのですが、Tutorial=Presentation Timeという感じで、学生が毎回2名程度、前回の授業内容に関してプレゼンを行います。レクチャーは基本的にPowerPointを用いて行われます。

内容ですが、個人的にとてもおもしろいです。ジェンダーとは何か?といった内容から入ってくれるので、私のようにジェンダーに関する知識がない人でも安心して受けることができます。

ジェンダーは社会構造全体に関わる要素で、教育にも関係しています。ジェンダーレス男子など、「ジェンダー」という言葉が身近になってきている今、この授業を受講してみるのも良いのではないでしょうか。

 

とこのような感じで、3つの授業を紹介させていただきました。少しでも参考になればと思います。

今回の記事は文字ばかりになってしまいましたが、今後はライフスタイルや週末の過ごし方、食事などに関しても投稿させていただこうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!

 

では(^^)/